ポジティブ・アクションの具体的な進め方について

どのように取り組めばよいか、企業の実態によってそれぞれ異なります。
具体的には、次のような流れに沿って実施していくことが効果的です。

STEP1現状の分析と問題点の発見

現状を分析し、問題点を把握しましょう

男女労働者の雇用状況にアンバランスがある場合、その原因を分析し、問題点を発見することがポジティブ・アクションの第一歩です。現状把握の方法としては、アンケート、自己申告、個別ヒアリング、グループディスカッションなどがあります。

女性の活躍推進状況診断を受けましょう!

「女性の活躍推進状況診断表」に回答していただくと、他社と比較して貴社の女性の活躍状況やポジティブ・アクションの取組について全国の企業の中における位置づけが明確になります。

また、中小企業を対象に、ポジティブ・アクションを推進する際に効果的な取組内容や取組方法について助言・援助を行っています。

申込方法等詳細は、21 世紀職業財団HPにて。
http://www.kintou.jp/positive/active_promo.html

STEP2具体的取組計画の作成

  1. 目標の設定・具体的取組の策定
  2. 期間の設定
  3. 労働者、とりわけ女性の意見・要望の聴取

目標と取組計画を策定しましょう

発見された問題点の解決のために、各企業の実態に応じた具体的な目 標を設定し、その目標を達成するための効果的な取組策を検討し、具体 的取組計画を策定します。

ポジティブ・アクション5つの取組

  • 「女性の採用拡大」と「女性の職域拡大」とは密接に関係しており、これらの取組が進んでいると「女性管理職の増加」も効果的に進められます。「女性の勤続年数の伸長」と「職場環境・風土の改善」はこれらの取組を支えるものです。
  • 採用者に占める女性労働者の割合、管理職に占める女性労働者の割合など数値目標を立てることは、取組を促進するためには有効な手段です。
  • 計画の策定に当たっては、具体的取組を実施する目安となる期間を設定しましょう。
  • 女性労働者の意見や要望を聴取して、実質的かつ効果的な計画を策定しましょう。

具体的な取組には、「女性のみを対象とする又は女性を有利に取り扱う取組」と「男女両方を対象とする取組」があります。

女性のみを対象とする又は女性を有利に扱う取組 これまでの取扱い等により、男女間に事実上の格差がある場合、その格差が是正されるまでの間、暫定的に行うものです。
男女両方を対象とする取組 個人の能力に着目した公正で透明な人事制度の 確立、仕事と家庭の両立支援のための制度の実施等、継続して行われる必要のあるものです。

STEP3具体的取組の実施

具体的取組を 実施しましょう

計画に沿って着実に取組を実施していく際には、次の点に留意しましょう。

1. 計画推進上直面した問題は、早期に対処する

計画を実施していく過程で、障害に直面することがあります。このような時は、「そうした問題がなぜ起きるのか」を検討し、改善策を考えるようにしてください。

2. 計画は、進捗状況に応じて柔軟に修正するスタンスで

現実的で、無理のない計画を作ったと思っても、計画通り進まない場合があります。状況にあわせて、計画を修正していくことも必要です。

STEP4具体的取組の成果の点検と見直し

具体的取組の成果を点検し、見直しましょう

具体的取組の成果については、一定期間ごとに点検し、評価を行いましょう。成果は社内に公表していくことが効果的です。十分な成果が上がっていない場合は、その原因を究明し、必要な場合には、計画の見直しをすることも大切です。

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