
【オンライン】ハラスメント相談担当者セミナー
中堅担当者向けの、対応が難しい事案のロールプレイに特化した
新コース「応用実践編」を実施しました。
<開催日>2021年10月27日(水) オンライン(関西事務所配信)
当財団では、ハラスメント事案の相談担当者向けに、定期的に公開セミナーを開催し、相談担当者の心構えや傾聴のテクニック、そしてロールプレイを通して具体的な相談対応場面を経験していただいています。
この新しいコースでは、中堅の相談担当者の方々に向け、半日で「ハラスメント相談対応のポイント」「ロールプレイ&ディスカッション」「相談対応で何よりも大切なこと」について学んでいただきました。
特に、ロールプレイでは、「セクハラ事案で匿名を強く求める相談者」「利己的傾向の強い相談者」「攻撃的なメンタルヘルス不調傾向にあるパワハラ訴え者」「他者への共感力が低い行為者」「興味本位で関わってくる第三者」といった実際に相談担当者が困っておられるケースを演習事例としてピックアップし、対応の留意点など詳しい解説を行い実践力向上に役立つ内容となりました。

参加者の声
相談の基本に立ち返るとともに、具体的なややこしい相談事例のロールプレイを通じて、自分のクセや傾向に気づくことができました。実際の対応で使えそうなフレーズや考え方も学ぶことができました。
講義の内容が実務に反映しやすく、資料もとても分かりやすかった点がよかったです。
行為者・第三者面談の事例やロールプレイが役に立ちました。また、相手との信頼関係の構築と、どんな相談でもベースには受容と共感、理解しようとする姿勢・態度が一番大切であることを再認識しました。これに加え自分自身の感情のマネージも(同意も同情もせず)重要であることに気づきました。