
当財団の講師は時勢に応じた情報を常に取り入れ、スキルアップに努めています!
~常に新たな情報を取り入れ、知識を増やし、研修の現場で活かしております~
当財団では、毎年、登録講師のスキルアップを目的とした講師研修会を実施しています。2022年度はオンデマンド配信による研修会を実施いたしました。
研修テーマの1つ目は「子どものいるミレニアル世代夫婦のキャリア意識に関する調査研究より」と題し、本調査に携わった当財団上席主任・主任研究員の山谷真名より調査の概要とともに、当財団が実施する研修プログラムにおいて、調査結果をどのように組み込んでいくか等について、社会的状況や職場環境なども交えながら解説いたしました。
研修テーマの2つ目は、今年2月に厚生労働省で作成・発行された「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」について、厚生労働省雇用環境・均等局雇用機会均等課ハラスメント防止対策室室長の中込左和氏にご講義いただきました。
顧客等からの暴行、脅迫、ひどい暴言、不当な要求等の著しい迷惑行為、いわゆるカスタマーハラスメント(カスハラ)による被害を防止することは令和2年に策定された労働施策総合推進法に基づく指針に事業主が行う望ましい取組みとして定められています。カスハラへの対策の強化が重要な取組みであると同時に急務であり、マニュアル内容の理解はもとより、研修、セミナーを通じ、多くの企業にカスハラへの対策・取組みを進めていただきたいとお話いただきました。
当財団・登録講師は、今後も企業のニーズに応じた満足度の高い研修をご提供するべく、知識の習得と研鑽に努めてまいります。