第12回 明日のビジネスを担う女性たちの交流会 in 大阪
第12回 明日のビジネスを担う女性たちの交流会 in 大阪
今年度もオンラインで開催し、約200名が参加されました。女性役員3名をパネリストにお迎えし、弊財団関西事務所長の佐野由美のコーディネートで、パネリストが仕事で自分が成長できた実感や、立場の違いを乗り越えてwin-winの関係を築く醍醐味など、具体的なエピソードをユーモアを交えて語って頂き、参加者は一つ上のポジションや一歩先のキャリアに進むためのエネルギーをいただきました。


銀行の支店では、お客様の声を聞きながら現場感覚を身につけることができ、本部では会社の戦略に触れて銀行の方向性を確認することができ、それぞれを経験することにより、バランスよくキャリアを歩んでこられました。
突然法人営業へ異動になった時は、本当に辛くて大変で「営業なんか無理だ」と思いましたが、お客様の感謝の声を直接聞くことができ、とてもやりがいを感じ、自分の知らない世界を知ることの重要性を知りました。
部門長としてダイバーシティ推進室長、支店長、その後本部の部長を経験し、2021年に役員に就任した後、去年から取締役監査等委員を拝命しました。このポジションは、経営陣や執行部門のモニタリングを通じて、内部統制システムがしっかりと機能しているかを監査・監督する役目で日々勉強中です。
今、京都リサーチパークで社長していますが、2年前まではずっと大阪ガスで仕事をしてきました。入社してガス機器等の新商品の企画を、次にガスを供給する導管部門で業務改革のリーダーを、その後全社技術戦略を担当した後、中央研究所に当たる部門の企画チームで管理職になりました。
理系でしたのでどこへ行っても「女性初」でしたが、実はあまりそれを意識することなく4つの事業領域で様々なキャリアを積んでこられたと思います。
子どもが3人いるんですが、家庭と仕事の両方をやることで、私にとってのバランスというか、どちらにも言い訳しながら息抜きしながらやってこられたかなと思っています。


阪急電鉄(当時)に女性総合職2期生というポジションで入社しました。不動産部門でマンション開発を担当した時、近隣協議で苦労して帰宅も遅くなり、子どもにも子育てを手伝ってくれた親にも迷惑をかけました。
次にニュータウン開発を担当し、規模の違いに圧倒されながらも新しいコミュニティ支援や住宅開発の新しいアイデアを取り入れるのが面白く、今の自分につながっています。
管理職に昇格してから3回目の育児休暇を取ったのは私が初めてで、部下を抱えながら育児休暇を取る後ろめたさや不安がありましたが、その後、部長に昇格し、住宅事業本部の経営セクションにいます。昨年執行役員になりましたが、わが社では女性は私だけなので、今後さらに上を目指す位置づけにいる中で、日々精進しないといけないと思っています。
実体験で苦労を乗り越えた話や、リーダーとして発揮する術は人それぞれ違ってよいことなど、心に刺ささりました。ポジションが人を変えることを、もっと社内でも伝えて人材育成へつなげていきたいと思います。
ひとつ上のポジションを上司から打診されて、「本当にやっていけるのか」「自分でよいのか」迷っていましたが、今日の皆様のお話を聞いて、「今がそのタイミングなのだ」と前向きな気持ちになりました。
自分自身、職位が上がったことに対する戸惑いや不安や「なぜ私が」と思っていたので、お三方の話を聞いて納得できるところが多々ありました。多くの女性が気負わずに力を発揮できる環境を、これから整えていきたいと思います。