活用事例
女性メンター&女性メンティによる、相互成長を目的としたメンタリングプログラムのご支援
- 業種
- 金融業
- カテゴリー
- ダイバーシティ推進
- ご支援内容
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オーダーメイド研修
女性の部店長をメンター、将来の女性部店長・次長候補者をメンティとしたメンタリング前の研修を実施
背景・課題
女性が自分らしく・自信を持って活躍し続けられる組織でありたい
池田泉州銀行は、多様な人材の活躍・女性の活躍推進に向けて、 DE&Iの浸透・実現を目指しています。「働き甲斐のある誇れる職場」を作り上げることで企業価値を向上させ、お客さまに、より質の高い金融サービスをご提供したいと考えています。
女性活躍推進については、女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画において、2027年3月までに「管理職に占める女性の割合を30%以上にする」という目標を掲げ、さまざまな取組みを展開しています。メンタリングプログラムは、女性の「上位職へのチャレンジ精神を醸成する」「長期的なキャリアビジョンの構築を図る」ことを目的に、2017年~継続して取り組んでいるプログラムです。
取り組み
キックオフ研修でメンター&メンティのマインドセット
キックオフ研修では、メンター向けには、メンターの目的とその必要性を理解し、役割に対するマインドセットを行います。傾聴を基本としたメンティからの相談の受け方等を確認し、メンティ1人ひとりのモチベーションに合わせたアプローチができるスキルを学ぶ研修を実施しています。
メンティ向けには、メンター制度や、女性活躍推進の重要性について理解し、期待されるゴールや成果を共有した上で、キャリアデザイン研修を通して、長期的なキャリアを考え、主体的に成長する意識付けを行っています。
また、メンター・メンティの顔合わせを兼ねたランチミーティングを実施し、お互いをよく知り、信頼関係を築いてもらう場となるよう工夫しています。
講師による個別フォロー面談・シェア会によるフォローアップ
プログラム開始から2カ月が経過した頃、メンティとメンター全員に対し、講師が個別にフォロー面談を行います。面談では、メンタリングの実施状況を聴き取り、メンタリングを実施していく中で、できていることや課題に感じていることを確認した上で、今後どのように進めていくか、よりよくしていくためのポイント等についてアドバイスしています。
メンティに対しては、プログラムの後半に再度、講師との個別フォロー面談を実施、今後のキャリアプランの方向性の整理や最終発表会での具体的な発表内容について相談できる機会となっています。
さらに、メンティシェア会、メンターシェア会を開催し、メンター同士、メンティ同士のピア関係(同じ立場や経験を持つ人同士が互いに支え合う関係性)の構築、課題の共有や解決策を検討する場を提供しています。
キャリアプラン発表会で相互の成長を実感
約7カ月にわたるメンタリングプログラムの締めくくりとして、発表会を開催。メンティがメンタリングを通して明確になった具体的な行動目標を言語化し、今後のキャリアプランを発表します。また、メンターは、メンティの発表に対するフィードバックを行うとともに、自身がメンターとして関わる中で得られたものを共有します。メンターとメンディがともに、メンタリングの意義を再確認しつつ、相互に成長したことを実感でき、モチベーションアップにつながる機会となっています。
成果
メンティの約6割が昇格し、部店長・次長として活躍
2025年度時点でメンティの約6割が参加当時から昇格し、部店長・次長として活躍しています。参加者からは「自分には無理だと決めつけていたが、メンターとの面談を経て気持ちが前向きになった」「自分が今後どうありたいのか悩んでいたが、制度を通じてやるべきことが少しずつ明確になり行動に移すことができている」など、前向きにキャリアを考える声が多くあがっており、プログラム導入の効果を実感しています。
ご担当者さまの声
制度導入時は、自社で実施していましたが、2019年度から21世紀職業財団にサポートを依頼し、専門家である講師のアドバイスを受けながらプログラム内容をブラッシュアップし、成果をあげることができています。
また、当初は男性役員や部店長をメンター、将来の女性部店長・次長候補者をメンティとしていましたが、2021年度からはメンターも女性のみ、2022年度からはメンティ経験者を積極的にメンターに登用しています。女性同士、悩みや本音等をしっかり伝えることができる、個人的な課題も相談しやすい、メンティ経験の視点を活かして一緒に考えることができるなどメリットが大きく、女性リーダー育成のバトンをつなぐいいプログラムとなってます。
プログラムを通じて、メンティだけではなく、メンター自身も成長し、それが組織マネジメントにも活かされることで、組織風土にも良い影響が及んでいると感じています。



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