ハラスメント防止コンサルタント資格が拓いた、新しいビジネスと自分自身のキャリア

東京海上日動火災保険株式会社 様

営業企画部マーケティング室 小野かれん様、吉岡颯人様

※所属・肩書等は2026年3月当時

資格取得のきっかけはビジネスの新サービス開発

質問:お二人はハラスメント防止コンサルタント資格を2025年度に受験、合格されましたが、資格取得のきっかけを教えてください。

小野様:近年当社では、保険商品の枠組みを超えて、お客様の経営課題や社会課題の解決に資する保険外のサービス提供をするという「ソリューション事業」を展開しております。
その中で、法改正によってカスハラ対策が法制化され、お客様にも対策に関する具体的なニーズが強く生じていることから、「カスハラ対策」をテーマに新しいソリューションを企画するということになりました。
もともと自分のライフワークとして日本のジェンダーギャップの解消に寄与していきたい、という思いがありましたので、女性が被害者になることが多いハラスメントのテーマは自身が取り組みたい社会課題と重なる領域でした。
企画するにあたり、ハラスメントの表面的な理解だけではソリューションを創っていくのは難しいな、と感じておりましたので、体系的に学べる機会を求めていたところです。
ネット検索してこの資格を知ったところですが、併せて社内でこの資格を持っている方がおり、その方からも体系的に学べて役立つ講座だと勧められました。

吉岡様:私は小野から誘われまして(笑)。
さらに、個人的なお話もさせていただきますと、もともと中小企業診断士資格を持っておりまして、中小企業の支援に興味がございました。過去に、中小企業さんの課題のヒアリングをして解決のための提案をする機会があったのですが、その中でパワハラが原因で社員の離職が続いて困っているといったお話を聞き、ハラスメントは企業経営に影響してくる課題だと感じていたところです。
当社の中で新しいサービスをハラスメント領域で創るという理由で、ハラスメント防止コンサルタント資格を取得したわけですが、個人的にも中小企業診断士の知見とも組み合わせ、企業の経営を支援する新たなスキルを得ることができるのではないかと考えました。

印象深い裁判例解説の講義

質問:養成講座の中で印象的な講義はありますか。

小野様:裁判例解説がとても印象的で、ショックを受けましたね。自分のいる職場はとても働きやすい環境にあって想像できませんでしたが、まだまだこのようなハラスメントで苦しんでいる方がたくさんいるのだなと。社会を変えたいという気持ちがより一層強くなりました。

吉岡様:ネットで調べても知りたい裁判例までたどり着くことってなかなか難しいですけど、今回多くの裁判例を知ることができたというところは自分の中で非常にプラスになりました。
正直自分の想像以上の内容で、そこはショックでもありつつ、世の中の課題の深刻さを改めて実感した部分でもありました。

質問:働きながらの試験勉強は大変だったかと思います。どのように工夫されましたか。

吉岡様:日常業務のある中で勉強時間等を確保することはとても難しい部分がありました。自分は通勤時間に動画を見ることをベースとして学びました。理解できなかった部分や自分の中で腹落ちしにくい部分に関しては一時停止をして、改めてレジュメの中身を読み込んだり、ネットで検索するなど自分の知識としてインプット、定着させていくことを繰り返しました。

小野様:文字だけだと頭に入ってこない部分が、講師の皆さんがとてもわかりやすく説明してくださいましたので、セットで理解を深めることができました。

学習により業務の質とコミュニケーション能力が向上

質問:具体的に、養成講座で学んだことがお仕事に役立っているということが何かございますか。

吉岡様:大変役立っています。当社ではお客様とのディスカッションを通じて具体的な課題を把握するマーケットイン型開発を実施しており、2025年度には約70社を訪問しました。カスハラ対応を所管されている部門の皆様に課題のヒアリングをさせていただくのですが、皆さんハラスメント対応に関する専門知識を持つ方ばかりなんですね。私たちもそれなりに知識がないと対等なディスカッションはできません。ハラスメントに関して体系的に理解できたため、お客様との会話の質が向上しましたし、専門性を持った視点で業務を進めることで、最終的には商品企画にもプラスになっていると思います。

学んだことにより職場環境改善への実践も

質問:お二人はビジネス上の必要で資格を取得されたのですが、学ばれたことを生かして職場で心がけていることはありますか。

小野様:これから管理職になれば人材を育成していくことになりますが、意図せず指導がハラスメントととられることもあるかと思います。そのため、若い世代とのコミュニケーションにおいては、丁寧な関係構築を行いながら、一人ひとりの背景に配慮した指導を取り入れる努力をしたいです。

質問:お二人のような企業にお勤めの方に今後ますますハラスメント防止コンサルタントにチャレンジしていただきたいのですがお勧めの言葉をいただけますでしょうか。

吉岡様:今回我々は一般的な動機とは異なった理由で受験したわけですが、ハラスメント防止コンサルタント養成講座はハラスメントに関して基礎知識から相談対応、法令、裁判例含めて体系的に学べるプログラムなので特に管理職の方には職場での役割として、正確な知識を持つことができるのでお勧めです。
それなりにボリュームはあり、業務とのバランスをとるのに難しいですが、通常の企業内の研修でこういうことを学べるかというと、なかなかそういう機会はないと思います。短期集中で一気に学べるいい機会だったと思っておりますし、合格した時の達成感も大きいものでしたので、是非チャレンジしていただけるといいと思います。

小野様:実際、現場でハラスメントが発生した時に一次対応を行うのは専門家ではなく、現場の管理職なんですよね。
それが初動のちょっとした誤りでさらに問題や被害が大きくなってしまう。まさに現場の管理職の皆さんがこういった知識を持っていると職場でも安心感が醸成されるし、企業としても組織の成長というところにつながっていく。そのために幅広い方々に挑戦していただけるといいのではと感じています。

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