シンポジウム「共働き・共育て実現社会へ-経済産業省『Nextなでしこ 共働き・共育て支援企業』選定企業に聞く-」を実施しました
<開催日> 2024年8月26日(月) <開催形式> オンライン:東京本部配信
財団では、「多様な力が活きる社会」の実現を目指し、より多くの方にお役にたつ情報をご提供するために、今年度から定期的にシンポジウムの開催をいたします。第1回目のシンポジウムを8月26日(月)13:30~15:00オンラインで開催、約300名の方に視聴いただきました。
シンポジウムのイントロダクションとして、光文社新書「<共働き・共育て>世代の本音-新しいキャリア観が社会を変える」から、調査結果、当事者の生の声、企業や個人が取り組むべき課題について財団上席主任・本道から説明し、その後パネルディスカッションを行いました。
新書にも解説を書いていただいた、東京大学名誉教授の佐藤博樹先生にコーディネーターを務めていただき、大日本印刷株式会社 宮間様、野村ホールディングス株式会社 中西様の2名のパネリストとともに、早期からのキャリア育成、男性の育児参画、カップルでの子育て、自分自身のアンコンシャスバイアスの認識、仕事もプライベートも大切にする風土づくり、など、<共働き・共育て>実現に向けた具体的な取り組みのご紹介とともに、活発な議論をしていただきました。
そして最後、限られた時間ではありましたがQ&Aを実施しました。<共働き・共育て>社会の実現は、育児という側面に限らず、働き方の改革、個人の多様性の尊重など、誰にとってもよりよい社会の実現につながっていく、ということを改めてうかがうことができました。
視聴者からのアンケートでは、佐藤先生のお話や、リードしていただいたディスカッションがとてもわかりやすく興味深かった、パネリスト企業様の具体的な取り組みが参考になった、という声を多くいただいております。また、新刊本の内容紹介についても、調査データを踏まえた考察がコンパクトにまとまっていてわかりやすかった等の声が多く、大変好評でした。