合格者の声
3度目の正直
長谷川克一氏
長谷川社会保険労務士事務所 代表
●試資格取得のきっかけ
2022年度のハラスメント防止コンサルタント試験に合格することができました。
過去2度不合格の憂き目にあい、3度目の挑戦で合格することができました。3年でやっと合格し、体験談をこのように書くのは恥ずかしい思いもありますが、私自身情報がなくとても苦労した思いがあるので、この度、他の方の少しでも参考になればと寄稿した次第です。
2020年に養成講座を受講しましたが、そのきっかけは社会保険労務士として企業の労務管理に携わるにあたり、ハラスメント対策は避けては通れず、特にパワハラについては、過去3年間に3人に1人がパワハラを経験していると言われています。そんな状況下でハラスメント問題の専門家としての資格を取得しようと考えました。
●勉実践した学習方法・試験対策
不合格の2年間は試験結果のフィードバックがないため、どこがいけないのかさっぱり分かりませんでした。
3年目で合格して、不合格の原因が分かった気がします。不合格の2年間はテキスト、資料を何となく覚えていたため、特に記述式試験には対応できませんでした。
自分の知っている知識、自分の考えで記述していました。問題の本旨を捉えていなかったと思います。
択一式問題についても正誤の個数を回答する問題が多いため難易度が高く、はっきりと覚えていないと正解できません。
テキストを暗記する位まで何度も切り返し学習し、ポイントをしっかりおさえることが必要です。あやふやな知識では試験に対応できません。
●今後の抱負
2022年4月からは中小事業主に対してもパワーハラスメント防止措置が義務化されたこともありますが、法律以前に職場でのコミュニケーション向上や働きがい、働きやすい職場を目指す組織改革のサポートができればと思っています。