合格者の声
専門家として企業をサポートしていきたい
との想いから、受験を決意
松浦孝幸氏
企業勤務社会保険労務士
※所属・肩書等は2023年4月当時
●試験を受けたきっかけ
私はこれまで3社の企業でハラスメント防止やメンタルヘルス社員対応に関わってきました。そこで感じたのは企業も上司も、きちんとハラスメント防止を教育されていないということ、また、教育されていたとしても、上司が忙しすぎて、部下の変化に気づけていないという現状です。
この経験から、私がハラスメント防止の専門家になって、企業や上司をサポートしていきたいとの想いから、59歳での受験を決めました。
●勉強方法
人事担当者としてある程度の知識はあったため、「裁判例と事案解決法」を中心に勉強し、それ以外の科目とで勉強法を変えました。
まず、それ以外の科目は講義を聴きながら、特に講師が強調して説明した箇所を中心に理解、暗記しました。次に「裁判例と事案解決法」は興味⇒理解⇒暗記です。①事案に興味をもって講義を聞く、②判決のロジックを理解する、③事案ごとにキーワードを探す(〇〇事件=羽交い絞めなど)、④〇〇事件=事案概要をすべて暗記する、⑤事案名を付箋紙に貼って、どの順番でも事案概要が説明できるようにする。
以上の勉強が終わったときには、試験に受からなくても十分自分のためになったという満足感がありました。
●今後の抱負
現在企業勤務ですが、近いうちに中小企業向け人財コンサルタント会社を兼業で立ち上げることにしています。中小企業の職場風土改善にこそ「ハラスメント防止の専門家」が必要です。「ハラスメント防止コンサルタント養成講座」で学んだ知識をベースとして、中小企業の社員がイキイキと働けるためのサポートを実施していきたいです。