講師研修会 実施報告

当財団の客員講師を対象とした研修会を実施いたしました

 当財団の客員講師は、毎年、時勢に応じた講師研修会でスキルアップに努めております。


~常に新たな情報を取り入れ、知識を増やし、研修の現場で活かしております~

 

 今年度は新型コロナウイルスの感染防止のため、2020年6月より動画の配信による研修会を当財団の登録講師を対象に実施いたしました。

 前半は、「女性活躍推進法等改正法の概要及び女性活躍推進・ハラスメント防止対策」について、厚生労働省雇用環境・均等局雇用機会均等課ハラスメント対策室長の溝田景子様に解説いただきました。昨年6月に公布された改正女性活躍推進法の他、職場におけるハラスメント防止のための対策強化に向けて改正された男女雇用機会均等法、育児・介護休業法・労働施策総合推進法について、改正に至った背景や改正のポイント等について、お話しいただきました。



 後半は、近年関心の高まりつつある「育児に関わる男性へのハラスメント(パタハラ)の実態」について、萱野聡講師による講義が行われました。

 パタハラの現状についての説明とともに、萱野講師自身の育児経験を交えながら「男性は育児を“手伝う”という無意識のバイアスがかかっている人も多い。育児を“自分ごと”と認識してもらうことで、男性の育児参画への理解を深め、パタハラがなくなるよう支援していくことが求められている」と伝えました。




 今後も企業のニーズに応じた満足度の高い研修をご提供するべく、知識の習得と研鑽に努めてまいります。



▶当財団会長の伊岐からは、「ニューノーマル(新常態)」と言われる働き方の変化に対応していく研修方針の説明を行いました。